FC2ブログ

Versteck

漫画やゲーム、日常の出来事など思いついたままにつらつらと。

マッサージ2


最近急に涼しくなってきましたねぇ・・・。
雨が多くてうちの地域もいろいろ大変でしたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

最近すっかり更新レスでしたので
2月にうpして放置していたストックに回していた猫又パロを消化する試み。
最近読み専化しつつあるのでもうそろそろストックが切れそうです。
今夏はあまり暑くならず、デジタル描きとしては有難い条件だったんですけどねー。
最低でも月一更新できるよう頑張る所存。

【続きを読む】
スポンサーサイト



ゴジラ ネタバレ感想

ゴジラ、見ました。
3Dは絶対酔うので、相変わらず2Dです。
結論から言うと、前評判が良かったこともあり、期待をしすぎたかな、と。
とは言え前回の「これゴジラちゃう、でっかい恐竜や」とは違い、
ビジュアルはちゃんとゴジラしてましたし、内容もゴジラと称して良い出来です。
(ビジュアル面に関していうと、ゴジラの目が小さくなってるのが個人的には不満であります。
猛禽類みたいなお目めがチンピラヤクザみたいな目になってる。可愛くないよ!ヾ(`Д´)ノ)

ゴジラと称して良い出来なんですが、やはりそこはハリウッド。
な~んかね、アメリカナイズされてるんですよね、話の展開が。
別に日本版の方が良いとかそういう話ではありません。
昭和のVSシリーズも平成ゴジラもぶっちゃけ人間ドラマは安っぽく感じますので。
だからこれはただのゴジラの現地化というだけのことで、
ハリウッドリメイクを見るといつも感じる「あぁうん、ハリウッドだな」ってやつです。
そも敵怪獣役のムートーの姿からしてどう見ても巨大エイリアンですからね。
怪獣映画にエイリアンってなぁ・・・。
向こうはアメコミゴジラで好き勝手やってるから
今更エイリアンちっくな怪獣と絡ませても何とも思わないのかもしれませんが、
私としてはエイリアンと怪獣は似て非なるもので、ジャンルが別だからムートーのデザインは違和感しかないです。
もっと古代生物っぽいビジュアルなら文句付ける気も起こらないんですけど。
当方的には古代生物と地球外生命体は根本的に違うだろう、という拘りがどうしてもあるんですよね。
そうは言ってもアメリカ人、エイリアン好きだもんね、好みの問題ならしょうがないよね。

個人的にはゴジラの現地化、という観点ではアメリカ以外の国の脚本で見てみたい気になりました。
製作はハリウッドでしっかりお金かけて、でも脚本はハリウッド展開ではないゴジラ。
ううーん、胸熱。



さてこのゴジラ。
お金は凄いかかってるし見ごたえもあるし、ぶっちゃけこれ作られたらもう東宝はゴジラ作れないよね、と思いました。
子供だましの怪獣映画ではない、子供の夢を大人が叶えた、むしろ大人のためのSFアクション。
確実に大作の類です。
主人公が何故生きてるのか割と真剣に分からない不死身の肉体だとか、
主人公のお父さんは実は超能力持ちなので夜間遠く離れた所からでも息子の位置を視認できちゃうんだよねスゲー(棒)とか、
セリザワ博士のお父さんが広島で死んだって年齢設定無理あり過ぎとか、
怪獣暴れて地震並に振動凄いはずなのに、アメリカのインフラもビルも人もとても頑丈で吃驚しちゃったーとか、
怪獣を強く描くために米兵さんちょっと頭悪くなってない?ゴジラ相手にライフルって気は確かですか?とか、
メガトン級核爆弾とかいう割に市街地に全く影響が無いっておかしくない?あの小型の船で陸からはそんなに離れられんでしょ、
など突っ込みどころは多いものの、色々とリアルで画面も豪華です。
日本の低予算では絶対作れないクオリティがここにある。
さすがハリウッド、そこに痺れる(以下略)。
あちこちで感じた突っ込み展開も、
無駄にリアリティあるからこそかえって気になって仕方ないというパターン、確実にあります。
(でも絶対編集時にカットされて辻褄合わなくなってる部分もありますね(^^;) 
あと10分長くなってたら解消されてる突っ込みも絶対あった筈。)
日本映画と違って予算は桁違いでスケールも大きい作品だけに、色々と勿体ない出来になってるのが残念です。

そういえば、ゴジラ特有のやたらと人間臭い動きと言うのも今回ちゃんと踏襲されているのは嬉しかったです。
特に一番笑えた最後のムートーさんへの口移しビーム。
知能が高いというべきなのか、いややはり、人間臭いと表現すべきですね、あれはw
唯の獣ならあんな攻撃パターンはあり得ないもんね。
それから歌舞伎で言う大見得の雄叫び、咆哮シーンはかっこ良かったから満足です。
(ただもっとかっこよく演出できる伸びしろがあると思うよ!)
それからそれから、今作ではゴジラがちゃんと泳いでいるところも良かった。
日本のゴジラを見ていると、どう考えてもゴジラさん立ち泳ぎしてる・・・な展開が結構あってとても気になって記憶が。
あーゆーのって気になると物語に入り込めなくなるから、
海イグアナみたいにスイスイ泳いでくれたのは本当に嬉しかったんだぜ!


でも何か違うんですよね。
全体的に盛り上がりに欠け、カタルシスが足りない。
一つはシナリオだと思います。
主人公を息子のフォードではなくお父さんのジョーに設定した方が、
妻との悲惨な別れ方への区切りともなって、感情移入もしやすくなったんじゃないかな。
息子フォードはお父ちゃんの助手くらいの位置でちょうどいい。
嫌々ながらも唯一の肉親は見捨てられないし、でお父ちゃんに付き合ってた息子が、
実はお父ちゃんの言ってたことは全て正しかったんだ、と父を見直し、修復されていく親子の絆。
最終決戦場ではお父ちゃんは指揮官たちのいる比較的安全エリアから、
息子は爆弾処理の技能を買われて現場に向かい、お互い連絡を取りながら頑張っていたけども、
電磁パルスで連絡とれず、しっちゃかめっちゃかになりつつも、爆弾の起爆を阻止、という方が良かった。
ゴジラってそもそも反核のメッセージから出発してるんだから、最後の核爆発は本当に不毛でしかない。
せめてあれ使ってムートー倒したのならいざ知らず、ムートーも倒れてゴジラも休憩中の中での全く意味のない爆発。
結局起爆を止められないのなら、息子の爆弾処理の能力なんて設定、無くたっていいじゃないのよさ。
初代をリスペクトしてるのなら、芹沢博士父の被ばく云々何て設定よりも、
核爆発の回避に神経使って欲しかったですね。


そしてもう一つ気になったのが、映画のカメラワークが人間寄りすぎる点。
人間ドラマを描く時はもちろんそれでいいんですけど、
最後のゴジラのバトルシーンでも人間視点が多用されていて、
ゴジラの、ゴジラによる、ゴジラの為の破壊ショーを見に行ったつもりの当方には、どうにも違和感が拭えない。
ゴジラを前にして、いかに人間の存在が無力であるかを演出したかったのだろうという計らいは理解できますが、
メソッドが違うとこうも違和感があるものなんでしょうか。
怪獣映画見ている筈なのに、何故か今自分はパニック映画を見させられているという違和感。
怪獣映画は確かに人々のパニックっぷりも見どころの一つですが、そればっかり見させられるのはうんざりです。
(体感型映画として、立体音響、3D眼鏡フル装備でこの映画を見ると臨場感あって楽しめるのかも?パニック映画だし。)

他にも最後の方、激おこ雌ムートーが核弾頭を食べようと主人公達を襲うんですが、
今まさに襲われちゃうってシーンで、ムートーと主人公による「目線しっかり合ってます演出」が入ります。
ハリウッドの典型的演出として、敵クリーチャーと目が合ったキャラ、心理的描写なのか、
数秒間見つめ合った上で食べられるってのがありますよね。
まさにあんな感じ。
しかし、相手は仮にもゴジラと戦う超巨大怪獣です。
そんな怪獣からしたら、人間なんて地べたをはい回る蟻みたいなもんですよ。
蟻んこ相手に大口開けて唸り声上げる人が居ないように、
怪獣がちっぽけな人間の存在に気を取られるってのが何とも・・・。
ゴジラとかの巨大怪獣は、人間なんて視野にも入れずそこら構わず蹂躙する存在であるべきで、
人間と視線が合うなんて演出は、むしろ怪獣の存在を安っぽくするだけに思えてならないのです。


それと、敵怪獣ムートー、ゴジラともに黒い体色で、その上バトルシーンは夜。
こうなるとカメラを引いてくれないと全体が把握し辛いのに、
臨場感を出すためか巨大さを演出させるためか、やたらとアップが多く、怪獣の動きが分かり難い。
これではゴジラの活躍が全然わかりません。
しっぽ回転攻撃も、「多分予備動作的にそれ以外考えられないからしっぽ攻撃なんだろうな」という感じで、
折角敵を倒したクリティカルヒットなんですから、もう少しハッキリ見せて欲しかった。
バトルシーンのコマ割りは、次回作では改善されていることを願います。
次回作と言えばモスラ・ラドン・キングギドラを出すそうで。
今作では全体的にゴジラ=救世主的扱いを受けていたのが微妙でしたが、
次回作では「ゴジラは救世主と言ったな。あれは嘘だ。」な展開になること期待してます。
個人的に、ゴジラは「なに勝手にワイのシマ荒らしとんじゃゴルァッ!(<敵怪獣に向けて)」くらいのノリでええねんで。


・・・とまぁ、結構不満も残っておりますが、
これはゴジラに対する当方の期待が高かっただけで、作品としては多分普通に・・・楽しめる?と思います・・・??
パシフィックリムよりは絶対確実に面白いと思うんだけどなー。
少なくとも、次回作もちゃんと劇場に足を運ぼうと思うくらいには当方も満足しております。
単純に派手だから、子供受けはしそうだよね。男の子は好きそうだわ。
日本でもそれなりに売れて欲しいと願います。
(あんまり売れないだろうなーとは思ってるw)